現在の位置

八ッ塚村とエノクロ(1)

八ッ塚村とエノクロ
義家が馬をかわいがって世話をしている様子のイラスト

 江黒村がむかし 八ッ塚村と呼ばれていたころのお話しです。
 源頼家という武将に 八幡太郎義家という息子がいました。
 この子は幼い頃から 弓を射るのがとてもじょうずなうえに 馬などの生きものを かわいがる 気持ちのやさしい子どもでした。
 幼い頃より「エノクロ(江黒)」という馬を弟のようにかわいがっていました。
 エノクロはその名のとおりまっ黒で 毛なみは つやつやと光っていて とても立派な馬でした。
 義家は馬屋に入っては
「エノクロや いっぱいえさをたべろ」
「のどはかわいてないか」と 語りかけては なにかと自分で世話をするのでした。 

この記事に関するお問い合わせ先

総務課政策室 秘書政策係

〒370-0795
群馬県邑楽郡明和町新里250番地1 役場庁舎2階
電話番号:0276-84-3111(代表) ファックス番号:0276-84-3114

更新日:2018年10月01日