現在の位置

砂つかみ如来(3)

上人が川の中の光るものを両手ですくいあげる様子のイラスト

 すると その時 月の光に照らされた川の底から 何やら こうごうしい光がさしてきました。
 上人はびっくりして 腰をぬかさんばかりでした。
 そしてお告げの事を すぐさま思い出し 光るものを おそるおそる両手ですくいあげてみるとそれは夢にあらわれた 金色に輝く如来様でした。
 その姿は月に照らされて あたり一面それはもう真昼のように まばゆいばかりでした。
 その如来様は一握りの砂を手にしていたので 人々から「砂つかみ如来」と呼ばれるようになり いつまでも村人から したわれたそうです。

この記事に関するお問い合わせ先

総務課政策室 秘書政策係

〒370-0795
群馬県邑楽郡明和町新里250番地1 役場庁舎2階
電話番号:0276-84-3111(代表) ファックス番号:0276-84-3114

更新日:2018年10月01日