成人・高齢者の予防接種
高齢者肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌ワクチンの接種は義務ではありません。
肺炎は、死亡原因の上位にあり、肺炎球菌はその原因の一因です。年齢が上がるごとに死亡のリスクが高まり、肺炎による死亡者の約98%は65歳以上の高齢者です。
肺炎球菌ワクチンを接種しておくと、肺炎球菌感染症の約70%に予防効果が期待できます。また、発病しても症状の悪化を抑え、合併症を予防することが期待されています。
接種を希望される方は、接種の効果や副反応などについて、医師とご相談の上、接種を行ってください。
対象者
令和6年度から対象者が変わります。
今までに高齢者肺炎球菌ワクチンの予防接種を受けたことがない方で、かつ
接種日当日に明和町に住民登録のある方であり、次のいずれかに該当する方
1. 65歳の方(65 歳の誕生日から 66 歳の誕生日の前日まで)
2. 60歳以上65歳未満で、心臓、腎臓または呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する方およびヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方
3. 令和5年度65歳対象者(昭和33年4月2日から昭和34年4月1日生)で未接種の者 ( 66 歳の誕生日の前日まで)※令和5年度に発行した予診票は使用できません。接種を希望し、予診票が必要な方は保健センターへご連絡ください。
※65歳を迎えた対象者の方へ順次通知分、予診票、接種済証等を送付いたします。
料金
自己負担額2,000円(町補助7,086円上限)
生活保護世帯の方は自己負担免除
実施医療機関
実施医療機関は以下のPDFファイルをご覧ください
実施医療機関以外で予防接種を希望する方は事前に申請が必要です。印鑑を持参のうえ、保健センターの窓口で申請をしてください。
令和6年度 高齢者肺炎球菌予防接種実施医療機関一覧 (PDFファイル: 413.7KB)
風しんの第5期の定期接種
風しんの感染拡大防止のために、風しんの公的な予防接種を受ける機会のなかった、昭和37年(1962年)4月2日から昭和54年(1979年)4月1日までの間に生まれた男性を対象に、風疹の抗体検査を実施し、その結果十分な量の風しんの抗体がないことが判明した人に風しん第5期の定期接種を行います。
令和3年度にて事業終了予定でしたが、令和4年度から3年間期間が延長となりました。
実施期間
令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間
風しん抗体検査の対象者
風しん抗体検査実施日に明和町に住民登録のある方で以下に該当する方
(1)昭和37年(1962年)4月2日から昭和54年(1979年)4月1日の間に生まれた男性
(2)今まで風しんにかかったことがない方(注釈1)
但し、平成26年4月1日以降に風しんの抗体検査を受けたことがある人で、検査記録がある方は抗体検査の対象ではありません。
注釈1:「風しんにかかったことのある人」とは、医療機関を受診し、ウイルス遺伝子検査による風しんウイルス遺伝子の検出、ウイルス分離・同定による風しんウイルスを検出、風疹抗体の検出により風しんり患が証明された方
抗体検査の対象は以下のPDFファイルからご確認ください
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性を対象に実施する風しん抗体検査及び予防接種法第5条第1項の規定に基づく風しんの第5期定期接種の実施に向けた手引き(第4版)より
風しん抗体検査対象確認のフローチャート (PDFファイル: 668.0KB)
風しん第5期定期接種の対象者
風しん第5期定期接種実施日に明和町に住民登録のある方で以下に該当する方
(1)上記の風しん抗体検査対象者が抗体検査を受けた結果、陰性となった方(注釈2)
(2)平成26年4月以降に風しんの抗体検査を受けた結果が陰性であり、その結果記録がある方。
注釈2:「抗体検査が陰性」とは、以下のPDFファイルをご覧ください
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性を対象に実施する風しん抗体検査及予防接種法第5条第1項の規定に基づく風しんの第5期定期接種の実施に向けた手引き(第4版)より
風しん第5期定期接種の対象となる抗体基準 (PDFファイル: 92.0KB)
料金
抗体検査および定期接種は無料(必ずクーポン券を提示して下さい)
クーポン券
抗体検査及び定期接種ともに、クーポン券の提示が必須となります。(令和4年3月に、対象者へはクーポン券を送付しています。)なお、明和町外へ転出された際には、明和町のクーポン券はご利用いただけません。転出先の市町村へ新しいクーポン券を依頼して下さい。
転入をされた方やクーポン券の再発行を希望される場合は、保健センターまでお問合せください。
抗体検査・定期接種の流れ
1.明和町よりクーポン券が届きます
2.検査実施機関へ予約
※抗体検査は医療機関、事業所健診で受けられます
3.実施機関にて風しんの抗体検査を受ける
4.後日抗体検査の結果を受け取る
5.風しんの抗体価が不十分な場合、定期接種を受ける
※抗体検査及び定期接種の実施機関については、厚生労働省のホームページ(風しんの追加的対策)をご覧ください
※クーポン券を持参すれば、全国の取扱い機関にて抗体検査及び定期接種が受けられます
抗体検査・定期接種の際の持ち物
必ず下記を持参してください
1.クーポン券
2.本人確認書類(健康保険証、マイナンバーカード、在留カードなど)
3.過去の風しんり患の検査記録、平成26年4月1日以降の風しん抗体検査記録、過去の風しん予防接種記録(お手元にある場合)
4.定期接種時には、風疹の抗体検査の結果がわかるもの
実施医療機関
館林市邑楽郡管内の風しん抗体検査および定期接種の実施医療機関については、下記のファイルをご覧ください。
また、全国の風しん抗体検査および定期接種の実施機関については、厚生労働省のホームページ(風しんの追加的対策)をご覧ください。
令和6年度 風しん抗体検査・予防接種実施医療機関一覧 (PDFファイル: 114.9KB)
成人の風しん予防接種の一部助成
明和町では、妊娠初期の女性が感染すると赤ちゃんに障がいがおこる「先天性風しん症候群」の発生を予防するため、風しんワクチン予防接種の接種費用を一部助成しています。風しんは今後も流行する可能性があります。ご結婚された方や妊娠を希望する方は、ぜひ接種をご検討ください。
予防接種健康被害救済制度について
一般に、ワクチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり障害がのこったりすること)があります。極めて稀ではあるものの、なくすことができないことから、救済制度が設けられています。
救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害がのこったりした場合に、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)を受けることができます。
制度をご利用になる場合は、事前に保健センターへお問い合わせください。
なお、現在の救済制度の内容については、下記のリンクをご参照ください。
- この記事に関するお問い合わせ先
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健康こども課 保健センター
〒370-0708
群馬県邑楽郡明和町新里8番地1 明和メディカルセンタービルB館1階
電話番号:0276-60-5917 ファックス番号: 0276-60-5918
更新日:2024年10月15日